■Kh様邸
リフォームのコンセプトは「家族団らんの家」です。
お身体が不自由になられたお母様と同居するにあたりお母様も自由に動けて介護もし易いようにリフォームされることになりました。

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家の中でも車椅子の利用になるので、最低限、トイレと洗面、浴室とLDKは自由に動けるように…
ところが、K様のお宅は、大きくお洒落なお家ですが、トイレ、洗面、浴室の段差が大きく、全て間口の狭い片開きドア。
しかもLDKへの入口は、車椅子が回転して出入り出来るだけの寸法がありませんでした。 |

▼リフォーム前の平面図

ご覧戴いたら分かりますがこの出入り口が使えなければ車椅子のままでトイレ、洗面、浴室への自由な動線は不可能。
段差解消、手摺の取付以前の問題でした…
そこで、思い切ってLDKへの出入口を別の場所に設けました
そして、元の出入口は、洗濯室に変更。
お母様だけでなく、フルタイムでお仕事をされている奥様に取っても使い易く、快適な空間になります。

▼リフォーム後のPLAN平面図

車椅子は、横巾は約50から65cmですが、奥行き(長さ)は90cm強あり比較的楽に直進は出来ますが、回転して曲がろうとすると、見た目よりも大きなスペースが必要です。
大きく間取りを変更しなくても動線を変えるだけで上図のように車椅子のままで自由に動ける動線の確保が出来ました。

パースと着彩平面が最初にお出ししたPLAN


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■浴室は3枚引き戸のバリアフリーは最近は当たり前になりましたが、ここで、ご提案したシステムバスは、他社のモノとは比較にならない良い点が多々あります
■ユニットバスは昔に比較すれば随分改善され充実していますが、その中でもこのメーカーは、群を抜いてお洒落に出来ています。
■マッサージシャワーも標準装備でもちろん半身浴用のバスタブで、色合いも自由にセレクト。
一見、外国の浴室の様な雰囲気。
■他にも良い点がいっぱい。10年前から私のイチオシの商品です。
毎日使う場所だからこそ、居心地の良い空間…と言うのは嬉しいですよね。
■トイレの3枚連動引き戸…間仕切り壁を取り払い、有効寸法いっぱいに3枚引き戸を。 |

単純に2枚より3枚引き戸の方が開口寸法は広くなりますが、車椅子に乗ったまま、開く時は何とか全部開けても、閉める時は、1枚ずつ引っ張って扉の重なり具合を見てからよっこらしょ…っと3枚の扉を閉めるのはストレスになりますよね。
そこで、トイレ、洗面室、浴室…それぞれ専用の3枚『連動』引き戸が各メーカーから販売されています。
凄く軽くて1枚目を引っ張れば、後の2枚が付いてきてとてもスムーズな開閉が出来ます。
色柄も、他の商品と合わせて選べるので、見た目にも違和感は全くありません。
洗面室などには、健常者だけの家族が使っても空間を広く使えてOKですよ。
…ただ1点。
この3枚引き戸の採用に関しては、介護される方の状態をよく考えて選ぶ必要があります。
実は、同僚が介護する側の経験者で、車椅子から自力でトイレに座り直すことが出来る方なら3枚連動引き戸で広い開口部を確保してあげることがとても大切です。
ですが、車椅子から便器に座り直す時に介助が必要な場合は、片引き戸にして、介助する人が捕まる壁がある方が良い場合もあるようです。
同僚は2人の介護経験があり、数年前に亡くなったおばあちゃんの場合は、自分でトイレに座り直すことが出来なかったので、片引き戸で捕まる壁があった方が楽だったそうです。
でも、おば様はリュウマチで自分で座り直す事が出来るので、3枚連動引き戸で開口部が広い方が不自由なく移動出来るそうです。
この話しを聞いて、単純に3枚連動引き戸にすれば便利…と決め付けてしまわず、介護される人の状態をよく検討して決めることが大切だと改めて痛感しました。
手摺も、机上で習う時には、端から○cm、高さは○cmと習いますが、介護される人の身長、体重、身体の状態などよく検討してひとつひとつ確認しながら決めて行きたいと思います。

下記は、トイレのみ片引き戸に変更し、キッチンも、アイランド型+ダイニングテーブルを配置したPLANとを比較検討して戴けるように2種類のレイアウトを描きました。
もうひとつ…壁面側にL型、もしくはI型で配置したPLANもお作りする予定です。


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自然素材の「うづくりの床」が優しく家族をお出迎えします。 |


車椅子でも使えて、見た目もおしゃれな洗面化粧台を取り付けました。


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お母様にも不自由なく使って戴けるように3枚引き戸にしました。
完成間近のトイレ内部。この後、ペーパーホルダーの隣にL型手摺を取付ました。
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